不老技術の普及には、病や老化を「自己責任」とするリスクがある:小林 亜津子 ──「不老長寿社会」の設計図

「不老」と「長寿」を考えることは、生命倫理の問題と切り離すことができない。生命倫理学者の小林亜津子は、「ままならなさ」や「未来世代への倫理」をキーワードに、その未来像を問う。

マラリアが人類進化の軌跡を密かに決定づけていた:研究結果

初期人類の移動や定住を決定づけたのは、気候や地形だけではなかった。マラリアの感染リスクが人類の居住地を制限し、集団を地理的に分断することで、人類の進化や人口動態に影響していた可能性が最新の研究から明らかになったのだ。

1万年後に地球が消滅しようと、人間が生き続けられる状態を目指す :石黒 浩 ──「不老長寿社会」の設計図

ロボット工学の世界的権威であり、2025年大阪・関西万博ではシグネチャーパビリオン「いのちの未来」を通じて1,000年後の未来を問うた石黒 浩が考えるのは、アンドロイドへの継承を通じて、有機物から再び無機物へと回帰していく人類の進化だ。

トランプはなぜ「ベイプの味方」を演じるのか

ホワイトハウスは、トランプによるフレーバー付き電子タバコへの寛容姿勢を、科学的根拠に基づく政策判断だとしている。実際には若年層への政治的アピールの側面が強く、すでに出回っている製品を追認しているだけにも見える。

創薬のアイデアをAIで拡張、発想の“跳躍”を導く:FRONTEO──AIで健康に革新をもたらす12の企業

人工知能(AI)の活用が医療分野においても加速するなか、人々がより長く健康に生きられる未来の実現に向けて情熱を燃やす研究者や医師たち、そして注目のスタートアップやベンチャーを紹介する。

80歳を超えてもほとんど記憶力が衰えない。スーパーエイジャーの脳の構造が明らかに

80歳を超えてなお50〜60代と同等の記憶力をもつ「スーパーエイジャー」と呼ばれる人がいる。その脳には加齢による萎縮が極めて少ないばかりか、アルツハイマー病に関する特別な耐性が備わっていることが、最新の研究でわかった。

戦禍が加速させたメンタルヘルスサービス──レバノンが示す“支援の青写真”

長年にわたる紛争は、レバノンの暮らしだけでなく、人々が不安や心の傷と向き合う方法まで変えてきた。危機のなかで誕生したメンタルヘルス支援サービスは、アラブ世界の新たな「ひな型」になりつつある。

Page 1 Older →