血糖値は糖尿病リスクを示す有力な手がかりだ。しかし、それだけでは病気を早期に発見できない場合もある。そんななか、より多様なデータを活用した新たな検出法が登場しつつある。
血糖値は糖尿病リスクを示す有力な手がかりだ。しかし、それだけでは病気を早期に発見できない場合もある。そんななか、より多様なデータを活用した新たな検出法が登場しつつある。
初期人類の移動や定住を決定づけたのは、気候や地形だけではなかった。マラリアの感染リスクが人類の居住地を制限し、集団を地理的に分断することで、人類の進化や人口動態に影響していた可能性が最新の研究から明らかになったのだ。
感染を自覚せずに無症状で人生を終える人が多いこのウイルスは、重度の免疫機能低下によって活性化し暴れ出すと考えられていた。だが、誘因はほかにもあることが最新研究で明らかになった。
腎結石の再発を予防するためには、たくさん水を飲むことが有効とされてきた。ところが、水分摂取による尿量の増加を目指す治療は、必ずしも再発率の低下につながっているわけではないようだ。
米ネブラスカ大学の研究チームが、重症化リスクの高いハンタウイルスの一種「アンデスウイルス」を感染初期に検出できるPCR検査を独自開発した。クルーズ船での集団感染を受け、米国へ帰国する乗客への検査準備が進められている。
致死率が最大40%に達するハンタウイルスに対し、mRNA技術を用いた次世代ワクチンの開発が進んでいる。だが研究はまだ初期段階にあり、実用化までには資金や規制といった多くの壁が立ちはだかる。
なぜ心臓には、がんが発生しづらいのか。最新の研究が、その物理的なメカニズムを明らかにした。
患者がアルツハイマー病と診断される10年以上も前から、その“兆候”が別の症状として現れていることが大規模な最新研究から明らかになった。いったいどんな症状が兆候になりうるのか。
脳に蓄積してアルツハイマー病の原因になるタウタンパク質を除去する“防御システム”が人体には存在することを、米国の研究チームが発見した。この仕組みを応用することで、新たな治療法につながるかもしれない。
1日数杯のコーヒーやお茶を習慣的に飲む人は認知症を発症するリスクが低く、認知機能の低下も緩やかであることが、このほど大規模な追跡調査で明らかになった。身近な飲み物が認知症予防の鍵となるかもしれない。
睡眠時無呼吸症候群は、女性では更年期症状と混同されやすく、見過ごされることが多かった。研究や診断が主に男性を対象に進められてきたことも一因だ。研究者たちはいま、女性の診断の遅れを解消しようとしている。
今後4年以内に乳がんとなるリスクをマンモグラフィ画像に基づいて定量化するAIツールを、オーストラリアの国際研究チームが発表した。個人のリスクレベルに応じた「パーソナライズした乳がん検診」が可能となるかもしれない。
体内に蓄積したマイクロプラスチックが、特定の代謝経路を通じて免疫細胞の根本的な機能を阻害するメカニズムが、最新の研究で初めて明らかになった。肺や肝臓だけでなく、精巣の機能にまで深刻な影響を及ぼすという。
帯状疱疹ワクチンを接種した高齢者は、接種しなかった人と比べて認知症を発症するリスクが大幅に低いことが、相次ぐ大規模研究で示されている。近い将来、既存のワクチンが認知症対策の切り札となるかもしれない。
工業的に製造され添加物を多く含む超加工食品の摂取量が多い人は、心臓発作や脳卒中を発症するリスクが高いという分析結果が明らかになった。米国では成人の食事の6割を超加工食品が占めており、深刻な公衆衛生上の課題となっている。
夜更かしが多い「夜型」の人は心血管の健康状態が著しく悪い傾向にあり、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高いことが、このほど最新の研究で明らかになった。しかし、根本的な原因は生活リズムの傾向にあるわけではないようだ。